SQLはエンジニアだけが使うものだと思われがちですが、実際には営業、マーケティング、経営企画など、データを扱う業務に携わる方にとっても実用的なスキルです。この記事では、エンジニアでない方がSQLを学ぶことで、業務のどの部分が変わるかを説明します。
「データを取ってきてほしい」という依頼をなくせる ¶
多くの企業では、データベースへのアクセス権限を持つエンジニアや情報システム部門に、データの抽出を依頼する形になっています。「先月の売上を商品カテゴリ別に集計してほしい」という依頼を出し、数日後に結果が返ってくる、というやり取りです。SQLを自分で書けるようになると、このやり取りを省略し、必要なデータを自分で取得できるようになります。
ExcelやBIツールの前段階を理解できる ¶
ExcelやTableauなどのBIツールは、データベースから取得したデータを可視化するためのツールです。SQLを理解していると、「このグラフのデータはどこから来ているか」「集計の条件はどう設定されているか」を確認しやすくなります。ツールの操作だけでなく、データの構造を理解することで、分析の精度が上がることがあります。
学習のハードルは思ったより低い ¶
SQLの基本的な操作(SELECT、WHERE、GROUP BY、JOIN)は、プログラミング言語の中では比較的読みやすい構文を持っています。「英語に近い」と表現されることもあります。Crystal River StillnessのSQL入門コースは8週間で、プログラミング未経験の方でも受講できる設計になっています。週5〜8時間の学習時間を確保できれば、基本的なクエリを自分で書けるようになることを目標としています。
どんなデータベースでも基礎は共通している ¶
MySQLやSQLite、BigQueryなど、企業によって使用するデータベースは異なりますが、SQLの基本的な文法は共通しています。PostgreSQLで基礎を学んでおくと、他のデータベースに移行するときの学習コストが下がります。Crystal River StillnessのSQL入門コースはPostgreSQLを使用しており、ローカル環境のセットアップ手順も教材に含まれています。
SQLは、データを扱う業務に携わるすべての方にとって、実用的なスキルです。エンジニアになるためではなく、今の業務をより自分でコントロールするために学ぶという選択肢があります。